庭で水を撒いていたら、ハチに刺されました!
キイロスズメバチだと思います。巣の位置がわからず、困っています。
9日間経ちますが、じんましんが膝に残っていて、
常に氷で冷やしている状態です。
被害に合いやすい職業もあるそうですが(林業や電気工事)、
誰にでも危険があります。日本での死亡者数は年間20人前後だそうですが、
死に至らなくても重症化するケースも多いそうです。
(情報源: 山梨大学医学部付属病院アレルギーセンター)
この機にリサーチした内容、知っていると安心な情報をまとめます。
【ハチの種類】刺すとハチは死ぬ?
日本語ではまとめてハチと呼びますが、
英語ではbee (ビー)とwasp (ワスプ)に区別されています。

beeはミツバチ(honey bee)やクマバチ(carpenter bee)です。
花の蜜や花粉を餌にするタイプ、ハナバチです。
比較的温厚な性格で、ハチから人間を刺しに来ることはありませんが、
巣を襲ったり、手で掴んだりすると、針で刺してくるそうです。
waspはアシナガバチ(paper wasp)やスズメバチ(hornet)です。
昆虫を餌にするタイプ、狩りバチです。
こちらは凶暴な性格で、針を武器として使っていて、
ハチから人間を刺しに来ることがある「刺すハチ」です。
実は1度刺したら死ぬハチはミツバチだけで、
それ以外のハチは刺しても死なず、何回でも刺すことができるそうです。
黒い服が狙われる?
黒い服を着ていると狙われやすい理由について調べたところ、
これは諸説あるそうです。

[説1]: 天敵であるクマの色だから説
クマはハチの巣を襲う天敵、クマは黒、だから敵意を表す、という説です。
[説2]: 黒は良く見えるから狙いやすい説
ハチは虫にしては眼が良い方そうですが、それでも人ほどには良く見えません。
その中で、黒いものは見えやすくて、それが動いているとターゲットにする、という説です。
また、温度を感じるセンサーもあるそうで、黒は屋外で熱を持ちやすいから、
これまたターゲットになりやすい、という説です。
どちらかと言うと、[説2]の方が信ぴょう性あるかなと思いました。
関係ありませんが、いつもハチに襲われるプーさんは黄色ですね。
ちなみに私は上下黒の甚平を着ていました。
虫よけスプレーはしていましたが、膝を刺されました。
まとめ
・ハチの種類: beeとwasp
・ハチは刺すと死ぬ?: 一刺しで死ぬのはミツバチだけ
・ハチは黒を狙う?: 完全には未解明。諸説あり
以上、まとめました。
なお、ハチに刺されたときの対処法については、
射水市医師会、豊島区、川崎市のHPが詳しかったので、
そちらをご覧下さい。
私は初めて刺されてアレルギーが出ましたので、
2回目刺されたら命に係わると思っています。
「アドレナリン自己注射キット」を処方してもらおうと思います。
皆様もくれぐれもご安全に。
関連1: ミツバチ保護の重要性
話は逸れますが、関連としてミツバチ保護の重要性について書きます。
ミツバチは花の蜜を集めてハチミツを作ってくれるだけでなく、
国連環境計画(UNEP)の報告によると、なんと
“The fact is that of the 100 crop species that provide 90 per cent of the world’s food, over 70 are pollinated by bees.”
→「世界の食料の90%を供給する100種類の穀物のうち、70種類以上がミツバチによって受粉されている」
とのことです。ミツバチがいなかったら作物が育たず、生態系に大ダメージであり、
ミツバチ保護の重要性が叫ばれています。
関連2: 人間を死に至らしめる生き物ランキング
ちなみにMicrosoftのビルゲイツ氏のブログによると、
ハチは人間を殺している生き物ランキングで16位だそうです。
1位は蚊、2位が人間、3位はヘビです。
ハチは意外とランク低いです。

このリストでいつも疑問なのが、蚊そのものが人間を死なせているのではなくて、
蚊が媒介した『マラリア原虫』が寄生虫として人間を死に至らせていると思います。
回虫10位やサナダムシ11位は同じ寄生虫でもランクインしているのに、
マラリア原虫をランク外にするのは、『蚊』に話題を集中させるためでしょうか。
ここの説明、ご存知の方いらっしゃいましたら、是非コメント欄で教えて下さい。
宜しくお願いします。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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